2009年7月16日木曜日

音をあつめて 番外編

先日の甲府のステージの折、音風景を研究しているという大学の先生が、音を集めている輩がいるとの噂を聞き付けて、風博士を観に来てくださった。もちろんそんなケースは初めてのことで、音をあつめていた甲斐があったというものだ。

終演後はもちろん音風景の話で盛り上がる。先方は音風景の専門家、僕も、音をあつめながら思うことも多々あり、話は音風景から飛び火して騒音問題やBGMまで多岐に渡る。なんでもサウンドスケープ協会という学会もあるそうで、音をあつめた暁には、名誉会員にして頂きたいものである。


そんなことは続くもので、その後訪れた四日市のステージでも、こちらは全く偶然に、音あつめが好きだという女性が観に来てくれた。
甲府での出来事をはなすと、なんと彼女もサウンドスケープ協会の会員であったそうで、甲府の先生のこともご存じだった。しかし、彼女はまだずいぶん若く(20代半ばくらい)、その若さで音あつめが好きだなんて渋いねえというと、結構若い人が多いんですよ、とにっこり笑った。

頂いた彼女の名刺には「音風景プロデューサー」とあり(職場の名刺なので、実は彼女も音の専門家ということなのだ)、なんだかネタでやってきた音あつめも、面白い形で盛り上がっていきそうだなあなどと気持ちよく思っていた前日、実は三重の音あつめで、この企画はじまって以来の危機を迎えていたのだった…

(その模様は現在のんびり編集中でありますから気長にお待ちください)

0 件のコメント: