2009年4月5日日曜日

風博士の風まかせ 第二章 400日目の感想

旅立ちより、400日経った。

400日前、まだ少し肌寒い三月の京都、僕は五条大橋の上に立ち、大いなる期待を胸に、その日暮しとなった。

ミュージシャンとなるために、CDの売り上げと、ギャラで旅を続けるというルールを自分に課した。
どれだけできるかわからない。
所持金も無いに等しかった。

それでも、心は晴れ晴れだった。
どうなろうと、それは自分の生だ、と思えば、開き直ることができた。

今、僕は、元気に生きている。


そうかーあれから400日経ったのかー
旅に出てよかったなー

としか思わない。
謝意を述べればきりがない。

あなたがいるから、僕は生きている。

そうやって、赤子のように、他人を信頼したって、いいんだよ。
大人なりに。

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