改めて、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
さて、2008年3月から始まった3年がかりの「風博士の風まかせツアー」、2010年となる今年がツアーラストの年となります。
「風博士の風まかせツアー」とは、簡単に言えば、所持金もなく、定住所を失った、三十も半ばのいちミュージシャンが、三年間、CDの売り上げとライブチャージだけでやっていけるのか?という実験精神に富んだロールプレイングゲームのようなものであります。
一年目、分けも分からずウキウキで、『グッバイラヴタウン』を片手に全国(主に西日本)を色々な出会いに助けられて廻りました。
二年目、少し分かって来た分ちょっと落ち着いて、『日暮しグルーヴィアン』を片手に全国(主に西日本)をこれまた色々な出会いに助けられて廻りました。
三年目は、どうなるのでしょう。西日本を中心にしか廻っていないので、今年こそは北の大地に行ってみたい。全国津々浦々廻りたい。そして、なんとか、生き延びたい、そう思っています。
ところで、人生のターニングポイントってありますよね。
誰しも、あ、今がそうだ、みたいなことを感じることがあると思います(まだという人にはこれからありますよ)。
もっと言えば、人には、今がターニングポイントだと決めることができる。
僕は今年をターニングポイントにします。
風博士の進退を懸けてツアーします。
音楽はなんらかのカタチで続けますが、風博士は、今年でうまくいかなかったら、やめます。
「うまくいく」とは、家族を養えるほどの収入を風博士の活動で得る、あるいはその見込みを確信する、ということ。
物心ついた頃から幸せについて色々考えて来ましたが、僕の幸せは、名声を得ることにでも歴史に名を残すことでも巨万の富を得ることでもなく、家庭を持って子を育み孫に囲まれて死んでいくことにあります。風まかせツアーに出て、ステージを重ね、様々な人に会うことで、より一層その想いを強くしました。
音楽は僕の特性であり、ひとつの個性です。
それが家族の飯のタネとなればこれほど素晴らしいことはありません。
だから、僕はそれを目指します。
しかし、僕は、正直言って、自分で自分を売り込むことが恥ずかしくて仕方がありません。
風博士八年目にして、セルフプロデュースの資格がないことに、ようやく気がつきました。
でも、今年くらいは、できるだけ、やってみようと思います。
どうか今年も、応援のほど宜しくお願い致します。
風博士を応援し、協力してくれる方に、最大の感謝を込めて。
年初の所信表明に代えて
杉山拓
4 件のコメント:
応援しますとも。いい年にしましょう。
最大の応援を誓います!
応援しています!応援のためにCDを買いますよー(笑)だから出してくださいね☆
今年もタク君にとって良い年になりますように。
送っていただいた2枚のCD、Ipodに入れてずっと聞いています。今年はぜひライブで見たいです。関東にも来てくださいね。風博士がずっと続くように応援したいです。あ、それから、ギター教えてほしいです、もし可能なら。。
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