2009年3月27日金曜日

程のよい街、岡崎

岡崎はなんとも程のよい街だ。まず、広さが程よい。そして、田舎具合、都会具合も、ちょうど程よい。市の中心部には程よく川が流れ、岡崎城がちょこいと程よく鎮座している。街は全盛期の面影を少し残しつつ程よく廃れており、そんな中に、ぽつっと、こんな店があったりする。


ライブ前に、Ragslowのウラくんに岡崎を案内してもらう。岡崎美術館でちょうど僕好みの展覧会をやっているというので見に行った。






「あら、尖端的ね。」と題されたこの展示会は、大正末期、昭和初期の洒落た商業的な資料をあつめた展示会で、敬愛してやまない武井武雄の作品もあり(一点しかなかったが・・・)、存分に楽しんだ。当時の創作物が、今現在やたらとおしゃれであるというのは単純に面白い。またこの時代の、創作にかける熱い息吹を随所に感じ、たいへんよかった。

そして、少し車を走らせれば、こんな素敵なお店があったりするのだ。



実にうまかったハンバーガー(Teppan Cafe ROB)。


岡崎は、これからも、大都会名古屋と産業都市豊田に挟まれて、とってもいい具合に発展していくんだろう。程よく、いい街なんだなあ、と思う。今回出会った方々も、なんとなく肩の力が程よく抜けていて、心地よい。




ちなみに岡崎は、徳川家康生誕の土地だ。市の中心にある岡崎城で家康は生まれた。喜び勇んで行ってみると・・・

意外にちっちゃい・・・(現在の岡崎城は昭和34年に、ほぼ昔どおりの外観で復元されたものだそうです)

そんなこんなでライブも程よく始まり、アンコールも程よく二回頂いて、アルコールに程よく酔った僕はたいそう気持ちよく歌いました。

ありがとう。

また逢いましょう。

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