本日は京都から奈良にちょっと足を伸ばしてみたぞ。
もちろん、音をあつめに…
今回の音風景は、「春日野の鹿と諸寺の鐘」ってことで複合タイプです。
今回はそのなかから、興福寺の鐘の音をお届けします。
(しか、いたんだけど、鳴かないんだもん・・・)
さて、音風景の現場に行く前に、観光センターに立ち寄って情報収集。
するとそこにいたのは、キモかわキャラとして一部で絶大な人気を誇る「せんとくん」。
これかあ!と思い、一緒に記念撮影をお願いする。
たしかに異様ですが、よくみれば可愛い。
で、観光センターの方に音風景について聴いてみるも、やはりご存じない。
音をあつめていて思いますが、現地の方でもこのこと知ってるひとあんまりいない。
まあ、そんなもんなのかな?
で、一番近い興福寺の鐘が聴けるということで、早速向かいました。
近鉄奈良駅より徒歩5分(近!)
興福寺は世界遺産に登録されているそうです。
奥へとすすむと、あった、鐘台。
今までの(たとえば三井の晩鐘)よりは小ぶりですな。
近くの寺守さんに話を聴くと、どうやらこのおじさんが叩くようだ。
六時ちょうどにリズムよく、六回たたくそうな。
どんな音がするんでしょう。
五時ごろだったので、また来ますと告げて、一時間くらい、興福寺のすぐ裏にある池を眺めて過ごす。
六時前に戻ると、おじさんが準備してました。
それでは、お待たせいたしました。
環境省選定、残したい日本の音風景100選のひとつ、「春日野の鹿と諸寺の鐘 」の中から、「興福寺の鐘の音」をお楽しみください。
今回の音風景、いかがでしたでしょうか。
大変いい音でしたね。
鐘の音とともに、近くのカラスたちがいっせいに飛び上がって、夕日を舞っていた。
最後に、鐘突きのおじさんの暦年のインパクトの一枚を。
すばらしいスイングだった。
<アクセス>
近鉄奈良駅から徒歩5分。
興福寺の庭にも鹿がいますが、もっと行けばたくさんいるらしい…
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